【6期生】比嘉 優志

語学留学体験談

わたしが通っている語学学校のCGはフィリピンの中でも厳しめの学校です。8時〜17時まで授業があり、夕食をら食べた後にテスト、自習時間があるため、毎日長時間の勉強漬けです。母国語を話すとペナルティーがあったり、試験を落とすと外出が制限されたりと、環境は決して楽なものではありません。

しかし、授業は少人数のため、集中して聞けるし、1対1のクラスも多いので深く英語の勉強をすることができます。先生は愉快な方が多く、基本的に会話が主なのでクラスはみんな楽しく受けています。勉強の不安は1対1のクラスの時に先生に聞けばいいし、先生もきちんと聞いてくれます。テストも勉強さえすれば落とすこともないです。最初はすごく厳しいと感じ不安でいっぱいでしたが、すごく集中して過ごせる環境なのでやりがいを感じでいます。厳しめの環境はしっかり勉強をしに来た者にとっては有り難く、力がついてきていることが自覚できるほど早く成長することができます。設備も整っているし、いろんな人と話し、互いに高め合っています。 確かに大変ですが、日々が充実しており楽しいです。1週間で出て行ってしまうことを惜しく感じます。

ボランティア体験談

1日目の活動内容について書きます。

3月4日は3つの場所を回りました。最初がスラムと言われているロレガ地区。次にサントニーニョ協会周辺の公園でストリートチルドレンのいる青空教室に参加し、その後にタクシーで移動し、山村集落に行き、そこに住む子供と遊びました。

ロレガ地区はスラム街と説明されていたため、最初はやはり怖い印象はありました。しかし、一歩踏み出すとその街の人の顔は明るい笑顔ばかりで、通りすがる私たちに声をかけてくれたり、日本語で挨拶をしてくれました。ロレガ地区の協会の中で遊んだ子供たちも同様に笑顔で私たちを迎えてくれ、おんぶや抱っこ、踊りなどを通してして触れ合いました。いたって素直で可愛い子どもたちで、童心に帰りながら時間を忘れて楽しみました。ノートと鉛筆、チョコレートをあげると心から喜んでくれました。いつまでもそこに居たいと思えるような空間でした。

サントニーニョ教会周辺で昼食をとった時、キーホルダーや真珠などを売ってくる子供たちが大勢いました。買わないと言っても寄ってきて売り込みを続けます。そこにいるのは、ストリートチルドレンと言われる、路上で寝泊まりしながら出稼ぎに来ている人だちでした。教会の近くの公園で青空教室は行われ、さっきまで売り子をしていた子どもたちも参加していました。青空教室での子供たちはただただ普通の元気な子供たちでした。学んだ日本語で自己紹介をしていて、流暢に話していてすごく驚きました。レクにも私たちを巻き込み楽しむ事が出来ました。

山村集落では多くの住宅があり、広場で遊ぶ子供たちに混ざって遊びました。写真やカメラに凄く興味を持ち、カメラを向けるとノリノリでピースをしてくれました。私はバスケをひたすら子供たちとしていました。みんな上手く、盛り上がり、気づけば帰る時間でした。帰り際、子供たちがバイバイといいながら車のドアを叩きながら出口まで送ってくれたことが鮮明に記憶に残っています。子供にとっても良い時間が過ごせたのならと思うと凄く嬉しい気持ちになりました。

たった1日ですが、感性がすごく変わる1日でした。また行きたいなと強く思います。