【6期生】田端 優樹

語学留学体験談

私は五日間CIAというイングリッシュスクールに通いました!

最初は友達もおらず、英語も全くわからなかったのですが、先生たちはとても優しく、私のレベルに合わせてやってくれました。日が経つごとに先生と仲良くなり一緒にバスケットボールや、バレーボール。最終日はカラオケもしました。3日目くらいから先生の言ってる事が大体わかってきて、わかると話したくなり、それが通じるとまた勉強しようという意欲が湧きました。

友達も日本人以外にも、アラブ人、台湾人、韓国人。どこの国の人もとてもフレンドリーで最後の日バッチメイトでディナーを開いてくれました。英語で話しながらみんなと思い出話にひたりました!「もうちょっと期間伸ばしてほしいな」とか「日本帰ってもまた遊ぼう」本当に嬉しくて、前からいた仲間のように接してくれました。願う事ならばまだみんなといたいです。先生たちとも離れたくないです。

五日間という短い期間でしたが、最高の勉強空間を作ってくれ、最高の仲間と先生と出会えた事にとても感謝しています。またCIAで学びたいと思いました。こんなに最高の気持ちにさせてもらったのは初めてです。英語は気持ちだってことを肌身で感じさせてもらいました。

私は来年オーストラリアに行くので、凄く強い後押しになりました。ありがとうございました!

ボランティア体験談

私は期待と不安を持ってフィリピンのセブ島へ行きました!

1日目はロレガ地区、青空教室、山村集落へ行きました!ロレガ地区は比較的に裕福な方なスラム街と聞いていました。しかし、私は人生で初めてスラム街を拝見して言葉を失いました。ボロボロの家の地面に寝る子供達。何年も着ているであろう服にサンダル。子供達は私達にダンスや歌を披露してくれ、本当に心から笑う子供達の笑顔はとても素敵で私達まで笑顔にさせてくれる力を持っています。

青空教室ではみんなでゲームをしたり日本語で自己紹介してくれたり、私達を心温かに歓迎してくれました。公園移動中もずっとタガログ語で一生懸命に話しかけてくれました。

1日目最終日は山村集落へ行きました。フィリピン政府は2020年までにスラム街を撤廃したいとスラムの人達を山へ強制移住させました。しかし、山へ移住させられた人達は山では商売はできない。物を売ったり物乞いをするために街へ行く。だが、街から山まで距離があるため平日は路上で寝て週末山へ帰るという悪循環を引き起こしています。スラム街の人達は政府へ意見を言う前にショッピングモールにさえ立ち入ることができない。

2日目はゴミ山へ行かせてもらいました。昨年まで通れたという道がゴミで行けなくなっていました。ゴミの量は約東京ドーム2個分。悪臭を漂わせ、ゴミ山や壊れかけの屋根に登り遊ぶ子供達。ガラスの破片や化学製品なども混ざっているため、安全は全く保証されていません。ボールやお菓子をプレゼントする時、彼らは列を乱さず一列に並び、私達からのプレゼントをしっかり待っていました。大人達も含めて凄く純粋で「なぜこの人達が?」と疑問すら感じました。
この二日間のボランティアを体験して感じた事は、日本に生きている限りまずこんな体験できないし、他人事のように思うと思います。正直私もその1人でした。

山村地区で出会った1人の5歳くらいの女の子がいました。山村地区についてから終わるまでその女の子と写真を撮ったり肩車したり、半日だけですが自分の中で「助けてあげたい」と心から思いました。もう終わり頃になりだんだんお別れが近づくたびに心が痛くなりました。そしてお別れでバンに乗り込む時に、手を握ったまま離してくれず無理やり肩にしがみついたり、足を掴んだりとしてきました。その瞬間自然と目から涙がでて、このままだと本泣きしそうだったので無理やり離して「またね」っと告げると、笑顔で「see you again」と、言ってくれまた心が痛くなりました。この女の子を含め、他の子供達も大人まで生きているという保証はなく、生きていても、生涯お金持ちになれる可能性はかなり低い。死ぬまで手売りと物乞いをしてクラス人達が大半である。

でも、スラム街の子供達は夢がある。警察官。俳優。女優。歌手。。。 私の悩みなんて本当に小さく、恥ずかしくて仕方がありませんでした。 この子達に、夢を持って欲しい。夢を持ち続けて欲しい。私達は会社に入ろうと思えば入れます。仕事頑張れば評価してくれます。しかしスラム街の人達は、「スラム」というだけで、夢をほとんど奪われます。それでも、諦めないで欲しい。
この子達のおかげでまた明日も明後日も頑張ろうと勇気付けられました。助けるつもりが私が助けられました。

このスタディーツアーのボランティアに参加して二日間。普通に生きてていても感じることのできない、体験することのできない貴重な時間を頂きました。次の7期生、8期生と絶対に続かせるべきです。
この体験を機に私も最後まで自分の夢に向かって日々頑張っていきたい。
長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました。