【4期生】阿部志織

ボランティア体験1日目

この日は本当にたくさんのこども達と触れ合うことができました。決して清潔とは言えない生活環境にも関わらず、笑顔を絶やさないこども達の姿に、私は正直困惑しました。

こども達に会う前の私のイメージとしては、変な先入観からか、元気のない子供達の姿を想像していました。

しかし、こども達を見た瞬間、そのイメージは完全に打ち砕かれました。弾けるほどの笑顔と笑い声で私達を迎えてくれました。

その時の私の心境は2日経った今でも上手く言葉にして表現することができません。ただただ心が震えていました。

厳しい生活環境の中で生活していること微塵も感じさせない笑顔に敬意を表さずにはいられませんでした。
かっこいいな、と思いました。

自分の中で、こども達の笑顔や明るさに対する感動や、自分の無知に対する怒り、明るく元気なこどもと接する楽しさ、生活環境を目の当たりにしたときに感じた苦しさがぐちゃぐちゃになって、胸がいっぱいになりました。

これまで感じたことのない難しい感情に涙が滲みました。

しかし、健康面では、子供達の姿は年齢のわりに小柄で、栄養失調によりお腹がぽっこりと出ている子が多くいました。

家計を支えるために路上で物を売ったり路上で寝たりしているストリートチルドレンと呼ばれるこども達が、観光客で賑わうサントニーニョ協会のすぐ近くにたくさんいました。

私たちはお昼ご飯をマクドナルドで食べたのですが、マクドナルドに来ているこども達は身なりがちゃんとしていて、見るからにストリートチルドレンのこども達とは違いました。

マクドナルドのすぐ外ではストリートチルドレンが物乞いをし、マクドナルドの中では裕福な家庭のこども達が楽しく会話している、という日本では考えられない光景でした。

ボランティア体験2日目

この日は「ごみ山ツアー」「セブンスピリットスタジオ見学」という日程でした。

東京ドーム2.5個分の面積に大量のゴミがあつめられているのがゴミ山です。

今では規制がかけられているのですが、以前はゴミ山の中からお金に変えられるものを探すためにたくさんの大人やこどもがこの山に登りゴミを探していました。

私たちも実際にこの山の上を歩いたのですが、足場はとても悪く、割れたガラスや医療器具などが散らばっていました。

こどもたちはこの上をサンダルで歩いていたそうです。

ゴミ山見学のあとは、ゴミ山のすぐ近くで暮らしている現地の方にお話を聞きました。
ゴミ山のすぐ隣で遊んでいるこども達をみて、とても胸が痛みました。

しかし、日本では考えられないこの状況も、ここに住むフィリピンのこども達にとっては当たり前なのです。

私はここで仲良くなったマベルという少女に将来の夢を聞きました。
彼女は笑顔で「先生になりたい。」と話してくれました。

私はこの応えを聞いてとても安心しました。
その応えを聞くまで私は、こども達は夢さえ持てない環境で生きているのではないか、と思っていたからです。

彼女の夢が叶うように、これから私にできることを見つけなけばならない、と再認識しました。

次に私たちはセブンスピリットさんのスタジオを見学させていただきました。
セブンスピリットは、音楽を通じてストリートチルドレンなどの貧しいこども達を支援することを目的とした団体です。

こども達は日々、楽器の演奏に励んでいます。
この日、こども達が私たちのために演奏をしてくれたのですが、感動して終始鳥肌が立っていました。

音楽の力を身に染みて感じました。
こども達は時間があるときにスタジオに通うことによって、ストリートチルドレンとして路上で物を売ったりすることがなくなったそうです。

ここでの様々な成功体験がこども達にとってかけがえのないものになり、生きていくうえでの糧になります。
私はこの2日間のボランティアで様々な光景を目にし、様々なことを学ぶことができました。

ボランティアでは根本的な問題を解決することは出来ません。
しかし、実際に自分の目で見て、自分の肌で感じることで、その経験を広めることができます。

まずは、知ることから始めなければいけないと思います。

語学学校での授業が本格的に始まって2日

わたしはCIA(Cebu International Academy)という学校にきています。
近くにはJモールという大きなモールなどもあり、とても便利な場所にある学校です!

初日はレベルテストやオリエンテーションが行われました。
オリエンテーションや校内案内などは日本人のスタッフの方がしてくれるので、生活面で困ることはほとんどありません!

私の場合はベトナム人のルームメイトがいるので、分からないことがあれば親切に教えてくれます。
授業は朝8時半から夜の6時半まであります。

10コマの授業は少しハードですが、確実に英語力の向上につながります!!
マンツーマンの授業や少人数クラスでの授業なので、分からないことがあれば何度でも聞くことができるし、間違いも丁寧に訂正してくれます。

先生方はとってもとってもフレンドリーです!!!
日本の学校とは違う雰囲気が楽しめると思います^ ^

韓国やベトナムからの外国人の生徒もたくさんいるので、いろんな国籍の友達を作ることもできてとても有意義です。

校内にはまねき猫の貯金箱がいくつか置いてあります。

これは教室棟とテラスで母国語を使った生徒が、罰金として5ペソを入れるために設置されています。
とにかく英語を使う機会が多く、自然と会話力が上がっていきます!!

放課後にはズンバやコンテストなどの様々なイベントが行われ、勉強だけでなく息抜きもできます。

CIA(Cebu International Academy)での学校生活について

授業3日目くらいから学校生活に慣れてきました!授業ではスピーキングを中心に学びました。
マンツーマン授業では、自分が英語を使う機会が自然と増えるので力がぐんと伸びると思います!

先生達はみんなフレンドリーで友達のように気楽に会話をすることが出来てとても楽しいです。
金曜日には最後の授業ということで、お菓子をプレゼントしてくれた先生もいました!

放課後にはタレントショーやズンバなどのイベントが多く行われ、そこで友達を増やしたり有意義な時間を送ることが出来ました

最終日の金曜日にはバッチメイトが送別会を企画してくれ、韓国料理屋に行きました!

社会人の方も多く、仕事や社会のことなどたくさんお話ができてとても勉強になりました。
英語を学んでいる、という共通の目的を持っている仲間の存在はとても大きいと感じました。

1週間という本当に短い期間ではありましたが、CIAで学ぶことで、今まで英語を話すことに恥ずかしさや抵抗があった私も積極的に英語を使えるようになりました!!