ご挨拶

理事長

『子どもの持つ無限の可能性を
 伸ばしてあげたい。』

特定非営利活動法人 国際教育推進協議会
理事 山下 久子

子どもの持つ無限の可能性を、伸ばしてあげたい。
42年間にわたる保育士としての私を支えてきたのは、この強い気持ちでした。
教育現場に長く携わってきたことで、保育の中でたくさんの子供たちの成長を見ることが出来ました。
おむつを替え、一緒に遊び、時には抱きしめ、時には叱り… 
その関わりの中で、成長を見守ってきた子どもたちが大きく育ち、今では3人の子どもを持つ立派な母親になっている教え子もいます。
そんな子どもたちの成長の成長を見ることで、私自身も多くを学び、たくさんのことを子どもたちから教えてもらっていたのだと、改めて思うことが多くあります。
その教えに感謝するとともに、子どもたちの無限の可能性を伸ばし、その成長を手助けすることができればと、教育に携わるものとして、いろいろな試みをしてまいりました。
このNPO法人の設立も、新たな試みの一つです。
目まぐるしく変化する時代の流れの中で、子どもたちを取り巻く環境も大きく変化してきました。小学校からの英語教育導入が始まり、昔とは比べ物にならないスピードでグローバル教育も進んでいます。
その環境の変化により、子どもたちが将来世界へ飛び出すために必要な要素-たとえば英語力、コミュニケーション力が、以前よりも求められていると言えるでしょう。
そういった力を子どもたちが身につけられるように、保護者は様々な教育のチャンスを子どもたちに与えていきます。
しかし、現実には、経済的な負担から、思うような教育の機会を子どもたちに与えられないという声も聞かれます。
私は、保育園の園長として保護者と話す機会も多く、子どもを思うからこそ出てくる、教育に対する切実な声を聞くことができました。
親が残せる財産が教育であると、頭では分かっていても、日々の生活に追われる多くの家庭では、どうしてもその制限をかけるしかないのが現状です。
子どもの数が多ければ、学校以外の学習の場として、塾に通わせる余裕がない家庭があるというのも事実です。
多くの家庭で、このような声が聞かれているのですから、児童福祉施設に入園している子どもたちを取り巻く環境においては、さらに大きな制限があるのが現実です。その制限はとても根深く、容易に解決できるものではありません。
繰り返しになりますが、子どもたちが持っている可能性というのは、学ぶ機会があるかどうかで、無限に広がりもしますし、逆にその可能性を眠らせたままにしてしまうこともあります。
それが、子どもたちの育つ環境によって左右されてしまうというのは、あまりにも不平等ではないでしょうか。
教育を、すべての子どもたちに平等に与えていきたい。そのチャンスを提供し、家庭の中だけでなく、社会全体で子どもたちを育てていきたい。そんな思いで【NPO法人 国際教育推進協議会】を立ち上げました。
でも、私たちだけでは力不足です。子どもたちの未来のために、その笑顔のために、どうか皆さんの力を少しだけ、私たちに分けてください。

ページの上部へ